中核症状(実行機能障害)

認知症が進行すると、計画をたてて、それを実行に移すという行為ができなくなります。 例えば、それまでは何十年にもわたり毎日行っていた料理が、スムーズにできなくなる場合があります。
ある料理を想定して材料を揃えることができなかったり、買ってきたばかりの材料のことを忘れてしまうようなことも起こります。
またご飯を炊き、同時進行でおかずの準備をするという行為は、認知症の症状がある方には困難な作業となります。


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このように献立を考えたり、料理などの作業を並行して行うことはできませんが、ひとつひとつの調理には問題のない場合が多いようです。
そのため身近な人が料理全体に目を配り、サポートすれば、これまでと同じように料理を作る喜びを経験することができるのです。


苦手な行動を抑制したり、禁止するのではなく、適切な認知症介護によって、その行為のもたらす喜びを奪うことのないよう留意したいものです。



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