症状を理解すること

認知症の症状には、脳の細胞が壊れることによって直接起こる中核症状があります。
記憶障害や検討識障害、理解や判断力の低下、実行機能の低下など、これらの中核症状のために、周囲で起きている現実を正しく認識することができなくなるのです。


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また認知症の症状としては、患者本人がもともと持っている性格や環境、人間関係などのさまざまな要因が絡み合うことで、うつ状態妄想のような精神症状、日常生活へ適応することを困難にする行動上の問題も起きるとされています。
こうした症状については、行動・心理症状と呼ばれます。


認知症の介護にあたるためには、こうした症状についての正しい知識と理解をもたなければなりません。
またこうした理解を深めることで、心理的な負担が軽減されることもあります。


認知症の原因となる病気によっては、身体的な症状がでる場合もあります。
とくに血管性認知症の一部においては、麻痺などの身体症状が合併することもあり、アルツハイマー病では歩行が難しくなり、寝たきりになってしまう場合もあります。


さまざまな形であらわれる症状に翻弄されることなく、適切な認知症の介護を行うためにも、まずはその症状について詳しく知るようにしましょう。

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