加味温胆湯:認知症の漢方薬


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加味温胆湯(かみうんたんとう)
アルツハイマー型の認知症に効く漢方薬として有名です。
加味温胆湯は漢方医学の古典の万病回春に記載されているもので、第50回東洋医学会に行われた東北大老年科の荒井啓行氏らと北里研究所東洋医学総合研究所の共同研究の結果発表では、アルツハイマー患者の易怒性、切迫感、焦燥感に有効と報告されました。

これは、不眠症気味の方などに処方されていましたが、応用して認知症の周辺症状に効果があることがわかりました。

大山漢方薬局「加味温胆湯」煎じ薬
 成分及び分量(1日量)

    日本薬局方     ハンゲ     5.0g
    〃     ブクリョウ     4.0g
    〃     チンピ     3.0g
    局外生規     チクジョ     2.0g
    〃     サンソウニン     2.0g
    〃     ゲンジン     2.0g
    日本薬局方     オンジ     2.0g
    〃     ニンジン     2.0g
    〃     ジオウ     2.0g
    〃     タイソウ     2.0g
    〃     キジツ     2.0g
    〃     ショウキョウ     2.0g
    〃     カンゾウ     2.0g
          

有効成分を検索した結果、その構成生薬の「遠志(おんじ)」に、アルツハイマー病におけるコリン系機能消失を補う強いコリンアセチルトランスフェラーゼ活性が認められたという
(参考文献:平成11年8月号 日経メディカル P23)

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