その定義

認知症は、高齢化にともなう物忘れとは違います。
「脳や身体の疾患を原因として、記憶・判断力などの障害がおこり、普通の社会生活がおくれなくなった状態」を示す症状です。
脳は、私たちの知能や機能の司令塔として、あらゆる活動をコントロールしています。
その脳が正しく働かなくなれば、さまざまな活動がスムーズに運ばなくなるのも当然です。


認知症とは、脳の細胞がさまざまな原因によって死んでしまったり、働きが悪くなったりしてさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態が、およそ6ヵ月以上継続していることを指します。


加齢にともなう物忘れは脳の神経細胞の減少によるものなので、誰にでも起こりうるし、また体験の一部を忘れていることが多いようです。
しかし認知症による物忘れには、体験のすべてを忘れてしまうという違いがあります。
また物忘れの自覚に乏しいこと、時間や日付、場所などが分からなくなる見当障害がみられるのが特徴です。
認知症もはじめは齢のせいによるもの忘れと区別がつきにくいものですが、その原因も症状も明らかに異なるものなのです。



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